トキコはかつて存在していた自動車部品メーカー。
戦前、東京機器工業が本社を設立し、旧冨士瓦斯紡績の社屋の
一部を本社とすると、工場を設立し稼動開始。
設立当時の製品は、圧力計、戦闘機用キャブレター、
流量計類、自動車用油圧緩衝器、ブレーキシリンダ、
特に戦闘機用キャブレターなどだ。
零形戦闘機に採用されるなどし、中島飛行機等に国内唯一の
製造納入となって一時は千葉県柏市に同社の工場を設立する
に至った。
平成に入ると大口顧客の日産自動車の購買方針の変化で日産
自動車所有株が日立製作所に異動し、日立製作所サイドから
自動車部門として大同合併という形をとることになる。
こうして2004年10月1日に日立製作所に買収されて、
現在は日立製作所オートモーティブシステムグループの
一つとなっている。
その系列会社のトキコテクノがある。トキコテクノは原子
力発電所の制御機器から給油所や給油設備などを含め、
兵器関係を省いた戦前からの業種をとなっている。
昔のままのトキコを引きついてでいるのはトキコテクノで
ある、そして併合後も息づいているのかもしれない。
業種近い企業での有名どころで言えば日産テクノや
トヨタテクノクラフトなどもが挙げられる。